帰納法とは
ロジカルシンキングをする上で論理展開の方法を知ることは欠かせません。
論理展開の方法は二つに分かれます。
- 帰納法
- 演繹法
まず帰納法から説明します。帰納法とは、
「複数の具体的な実例から共通となる事柄を抽出し、
抽出した共通項から命題(結論)を導くこと」です。
帰納法の論理の展開は下記のようになります。
- 1.まず具体的な実例をあげる(サンプリング)
- 2.サンプリングした実例に共通する事柄を抽出する
- 3.抽出した実例に共通する項目から命題(結論)を導く
具体的な事例で考えて見ましょう。
1.具体的な実例をあげます。
・日本人で死ななかった人はいない。
・アメリカ人で死ななかった人はいない。
・ヨーロッパ人で死ななかった人はいない。
・○○人で死ななかった人はいない。
2.共通する事柄を抜き出します。
上記の多数のサンプルから、
「人で死ななかった人はいない」
ということが導けます。
3.共通項から命題(結論)を導きます。
死ななかった人はいないということから、
「人間は必ず死ぬ」
ということが導けます。
帰納法で気をつけなければいけないことは、帰納法の結果導き出された命題はあくまで推論であるということです。帰納法では具体的な実例を集めますが、現実的に全ての事象を集めてくることは難しいです。
帰納法の命題(結論)は蓋然性が高い、低いであらわされます。
(蓋然性が高いとは結論が真実として認められる度合いのことを言います。)

